為替市場は、参加しているプレーヤーの動きによって変動しますが、その動き方は通貨発行国のさまざまな要因によっても変動します。
将来の為替レートを予測したり、相場の方向性を探る分析方法は、大きく分けてファンダメンタル分析と
テクニカル分析の2つの分析方法があります。
ファンダメンタルズという言葉は、日本語にすると経済の基礎となる条件のような意味です。
ではその基礎となる条件にはどのようなものがあるでしょうか。
ファンダメンタルズの要素を具体的に挙げるとすれば次のようなものが挙げられます。
GDP成長率、インフレ率、国際収支、物価の変動、金利の水準と動向、失業率などです。
これらの情報は主に国の経済指標として、発表されるのでそれをもとに各国の経済状況を分析することにより、どの国の通貨が買われそうなのか、売られそうなのかなどを判断する材料にするわけです。
各国のファンダメンタルに関する情報は人間に例えるといわばその国の、基本的な体力や体の状態などに当たるわけです。
為替相場は各国間で複雑にからみ合っており、必ずしも教科書どうりの動き方をするわけではありませんので、短期的にはファンダメンタルを無視した動きになることが多々あります。
しかし、長期的な目で見れば国家間の経済力の差は為替レートに確実に影響を与えていくことは間違いないと言えそうです。

